トルコは東西文化の交差点として古くから栄え、世界遺産が多く位置している日本人に人気の観光地です。
私は以前中東一人旅を敢行し、イスタンブールに3日、カッパドキアに2日滞在しました。
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しかしトルコに行くに当たって、治安や費用感、また上手に旅行するためのコツなどを探している人も多いかと思います。そこで今回はそんなトルコに行くに当たって私が体験したことを元に、上記の記事に加えて旅行のためのTipsをいくつかまとめておきたいと思います。
アウトラインは以下の通りです。
- バザール(市場)でのぼったくりに騙されない
- タクシーには気をつけよう
- キャッチやナンパに注意する
- トルコ語を覚えてみる
- おすすめのトルコ料理
バザール(市場)でのぼったくりに騙されない
まずはこれ。イスタンブールで有名なバザールに、500年以上の歴史をもつ「グランドバザール」、エジプトから輸入した香辛料で歴史的に名を馳せた「エジプシャン・バザール」があります。
本来市場というと地元の人たちで賑わっているように見えますが、観光地イスタンブールではほとんどのお店が観光客向けに観光地価格でお土産を売るのみになっています。
私はそれを知らずあっさりとグランドバザールでヒジャブ(ムスリムの女性が顔を覆う為に利用するスカーフ)を400トルコリラ=日本円で8000円弱で購入してしまい、猛烈に後悔しました。
昨日950リラで買わされたヒジャブと全く同じものが、今ハギアソフィアの前のおみやげ屋に10リラで売ってて、95倍ふっかけられたのかと思うと自分の無能さに涙しかない
— megan㌠ (@sunteam097) May 5, 2019
対策としては、
- 最初に値段を聞いて答えてくれない店での購入は避ける
- 値札がない店での購入は避ける
- キャッチがいる店は避ける
- そもそもバザールに行かない
などが挙げられますが、せっかくの観光であればバザールを楽しみたいもの。エジプシャン・バザールはグランドバザールと比較すると比較的地元の人も多く買い物をしていますが、それでも観光客が多く、観光客と地元民で価格が違う店もありました。地元の人々が買い物をしているローカルな雰囲気を楽しみたい人には、ブルー・モスク脇にあるアラスタ・バザールがお勧めです。
こぢんまりとしていますが、トルコ語が飛び交っていて観光客も比較的少なく、ゆっくり買い物を楽しめました。
タクシーに気をつけよう
イスタンブールの滞在中に個人的に一番気になった点が、正規タクシーがぼったくってくることがある、ということ。
UberもCareem(中東版Uber)も走っていないトルコでは、公共交通機関以外の移動にはタクシーを利用するしかありません。しかし違法な白タクではなく正規の黄色いタクシー(イエローキャブ)であっても、日本人と見るやぼったくってくることが何度もありました。
対策として事前に料金を聞いて乗車することが挙げられますが、それでも私は3キロの乗車区間に対して50ドル払わされました。おそらく団体行動であれば問題ないかと思いますが、私のように一人旅をする方(特に女性)はなるべくタクシーを避け、トラムやメトロ、バスで移動するのがリーズナブルで良いかもしれません。
キャッチやナンパに注意する
トルコの人々は皆気さくで親日家なので、日本人に対しては非常に優しく接してくれます。しかし時にはキャッチでぼったくってくる場合や、女性であればナンパしてくる場合もあるので注意が必要です。
特に「落ちましたよ!」と声をかけてくることが多いので気をつけた方が良いです。「こんにちは」「ありがとう」と違い反射的に反応しがちですが、反応するとすぐにキャッチが寄ってくるため、歩いている時には私はイヤホンをしていました。
トルコ語で現地の人たちと会話してみる
上記の注意点もありますが、トルコの人たちは本当に優しい方ばかりなので、現地でのコミュニケーションを楽しんでみるのもいいかもしれません。
私は現地に行く前に簡単にトルコ語を覚えていったところ、なんども会話の輪に入れてもらえたのでオススメです。
- merhaba こんにちは
- tesekkur ありがとう
- Evet はい
- Val ワル ある
- Yok ない、いいえ
- iyi 良い
- Guzel 素晴らしい
- Tamam OK
- Gorusuruz さようなら
などが頻繁に使われます。
オススメのトルコ料理
またトルコは物価が安く、食べ物が美味しいので食い倒れツアーもオススメです。以下個人的に好きだったものをあげていきたいと思います。
Ayran(アイラン)
日本の飲むヨーグルトに近い製品で、どのお店でも必ず販売されている馴染みの商品です。塩が入っていて塩辛さが少しありますが、飲んでいると癖になります。
Künefe(キュネフェ)
トルコの伝統的なお菓子です。小麦粉でできた細い麺(カタイェフ)にチーズを挟み、シロップやはちみつをたくさん使って焼き上げた激甘スイーツです。
とても甘いですが絶品です。
キュネフェを焼いているところ。とてもいい匂いがします。
チャイ
コーヒーと並びトルコを代表する飲み物です。トルコ人にとってはチャイを飲みながらシーシャを吸うのが至福のひとときのようです。
トルココーヒー
トルコを代表する飲み物です。トルココーヒーはコーヒー粉に水とたっぷりの砂糖を入れ、そのまま炭にかけて飲みます。独特の濃い味わいが癖になります。
トルコアイスとトルココーヒーの組み合わせが個人的には一番好きでした。
ちなみにトルコで食あたりになる人が多いようですが、トルココーヒーを飲むと食あたりに効果があるとホテルで教えてもらいました。もし食あたりになられた際にはぜひ。
エジプシャンバザールにあるメフメット・エフェンディ(Kurukahveci Mehmet Efendi)のトルココーヒーが美味しくて有名です。いつ訪れても長蛇の列ですが、並んで購入するだけの価値があります。
今回はトルコの旅行、特にイスタンブールで注意すべき点や旅のコツについてまとめました。皆さんの参考になれば嬉しいです。
トルコに渡航する際にぜひ持っていたほうが良いものに関しては、こちらの旅行おすすめ持ち物記事をご覧ください。
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